詩篇56

「あなたは 私のさすらいを記しておられます。 どうか私の涙を あなたの皮袋に蓄えてください。 それとも あなたの書に記されていないのですか。」詩篇56:8

かくれんぼや追いかけっこは楽しい遊びですが、現実に追われるとなると大変です。

ダビデはとうとうつかまってしまいました。敵のペリシテ人によって。彼は神に向かって、逃亡生活の日々を記し、流した涙の1滴もこぼすことなく保存用の皮袋にためてくださいと願います。
それほどの苦しさ、それほどの嘆きだったのだと思います。命さえ、どうなるかわかりません。「心に恐れを覚える日(3節)」でした。

しかし、重要な真理に彼は立ち返ります。それは、人を恐れるのではなく神を恐れるべきだということです。
11節の「神に信頼し 私は何も恐れません。 人が私に何をなし得るでしょう。」はヘブル13:6にも引用されています。

私たちも他人の勝手きままな態度や言葉でなく、神とみことばに根ざす一週間となりますように。

祈り:神様、私の心がいつもあなたに向かいますように。人の顔色や言葉に左右されず、主を恐れみことばにより頼むことができますように。人間関係に難しさを覚えながら通勤、通学する兄姉をお守りください。主がその真ん中にいてくださいますように。アーメン