詩篇64

「正しい人は主にあって喜び主に身を避けます。 心の直ぐな人はみな 誇ることができます。」詩篇64:10

悪事を企み、うまくいったと思っている人たちの「内なる思いと心とは 底が知れません(6節)」というほど狡猾で悪賢いものです。

しかし、「神が彼らに矢を射掛けられるので 彼らは不意に傷つきます(7節)」。
人の力では悪事を暴くことが難しいと思われた事柄が、思いがけないところから綻びるのです。
そして「彼らは自らの舌につまずきました。 彼らを見る者はみな 頭を振って嘲ります(8節)」というほどになります。

今日、なんと悪巧みや欺瞞があふれているでしょう。
そうした時には主に身を避けましょう。
やがて、心の真っ直ぐな人は神にあって恵みを誇ることができるよう、ねぎらわれるという約束を信じて、ひとときの嵐が過ぎるのを祈りながら期待しましょう。

祈り:神様、理不尽なことや策略にはまり不当に扱われたことは、あなたがご存じです。復讐は、私ではなくあなたの御手にゆだねます。私に、ただあなたの陰に身を避けることを教えてください。今週も職場、学校、地域、それぞれの場所に出ていく兄姉一人一人をお守りください。アーメン