エレミヤ40

「そこで、ユダヤ人はみな、散らされていたすべての場所からユダの地に帰って来て、ミツパのゲダルヤのもとに行き、非常に多くのぶどう酒と夏の果物を収穫した。」エレミヤ40:12

ゲダルヤはエルサレムが陥落した後、ユダ地方の総督に任命されました。バビロン王国に連れ去られなかった人たちが、彼のもとに集まってきました。そして、畑からぶどうやいちじくなどを収穫しました。

豊作だったようです。戦乱で家や町が荒廃しても、自然の恵みは注がれ続けていました。自然の恵みをくださるのは、もちろん主です。

コロナのパンデミックで緊急事態宣言が出された時、街のにぎわいはやみ、人々は不安になりました。しかし、そのような時にも春は訪れ、山は新緑で美しく、毎日昼と夜があり、川は流れました。

朝晩しのぎやすくなりました。私たちの心が不安な時、庭や近所を散歩してみませんか。小さな花やすずめを見ると、神の恵みがこの瞬間も注がれていることをしみじみ感じることができます。そして、歩きながら近所の祝福を心で祈るなら、それはプレーヤーウォーク(祈りの歩行)です。

祈り:
「空の鳥を看なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。それでも、あなたがたの天の父は養っていてくださいます(マタイ6:26)」

神様、もう一度この真理を黙想します。あなたが大きな、そして細やかな恵みを注いでくださっていることを覚えて感謝します。今日も導いてください。落胆したりうつで苦しんだりしている方に、今日希望を与えてください。私の近所の方々に福音が届き、恵みがあふれますように。アーメン