エレミヤ35

「実に、レカブの子ヨナダブの子らは、先祖が命じた命令を守ってきたが、この民はわたしに聞かなかった。」エレミヤ35:16

レカブ人は紀元前9世紀に現れた遊牧民で、ぶどう(木も)で作ったものを用いないという生活スタイルを守っていました。
エレミヤがぶどう酒を飲ませようとした時も、飲みませんでした。先祖の教えに従ったからでした。
預言者の忠告に従わないイスラエルとは対照的です。

主なる神様は、こうした民族を実例として用い、イスラエルの民が自らの頑なさと不信仰に気づくようにとされました。

私たちの日常でも周りを見回すと、主からの良い実例が満ちています。
「空の鳥」「野の花」を見ると、神様が養ってくださることがわかります(マタイ6章)。兄弟姉妹のあかしを聞くと、神様が守ってくださるとわかり、励まされます。

不安な時にも、苦しい時にも、すぐそこに神様からの良い実例があります。聖霊の働きに心を開き、そうした例を見せていただけますように。

祈り:神様、自分のことだけ考えていると、主の守りや備えが見えなくなります。どうか私の霊の目を開いてください。主の素晴らしさが世界に、私の日常に満ちていることを発見し、改めて信仰に立つことができますように。アーメン