エレミヤ26

「ただ、もしあなたがたが私を殺すなら、あなたがた自身が咎なき者の血の責任を、自分たちと、この都と、その住民に及ぼすのだということを、はっきり知っておきなさい。なぜなら、本当に主が私をあなたがたのもとに送り、これらすべてのことばをあなたがたの耳に語らせたのですから。」エレミヤ26:15

エレミヤが語ったことばを聞いて、人々は彼を死刑にしようとしました。エレミヤは抵抗せず、ただ「主が言われたことを伝えたのだ」ということは曲げませんでした。
人々は「この人は死刑に当たらない。彼は私たちの神、主の名によって、私たちに語ったのだから(16節)」と判断し、エレミヤは死刑を免れました。

一方、同じような内容を預言していたシェマヤの子ウリヤという人は、エジプトに避難したものの捕えられ、殺されてしまいました。

現代でも、主のために正しいことを述べた人のうち、なぜ助かる人と迫害される人がいるのかと思うことがあります。
そして歴史上、最も正しく、最も迫害され殺されたのがイエス・キリストでした。それは、私たちの罪のゆえ、身代わりとしてでした。

祈り:神様、私たちの罪の大きさを覚えます。罪のないイエス・キリストが身代わりとなって死に、救いの道を開いてくださり感謝します。
今、信仰ゆえに迫害されたり辛い思いをしたりしている人を励ましてください。あなたの守りと脱出の道を与えてください。アーメン