エレミヤ27

「しかし、バビロンの王のくびきに首を差し出して彼に仕える国を、わたしはその土地にとどまらせる──主のことば──。こうして、人々はその土地を耕し、そこに住む。」エレミヤ27:11

主が語られたのは、バビロンに捕囚(捕虜)になることは、エルサレムにとどまるよりもよい、ということでした。
故郷に帰ることばかり考えず、捕囚としてバビロンにとどまり、「その土地を耕し、そこに住む」つまり腰を据えてそこで日常生活を送ることが主のご計画でした。

災害や戦争で住み慣れた地を離れた人々にとって、こうした聖書の歴史が慰めとなるようにと願います。神様はどこまでもよい方で、悲しみの状況さえもやがて喜びに変えてくださる方です。また、捕囚の70年間にエルサレムの土地も「安息」を得て回復させられた(2歴代誌36:21)のでした。

祈り:神様、主にあっていつも希望があることを感謝します。
原発事故や台風、地震、大雨で避難生活をしている方々を励ましてください。戦争で難民となった方々に希望を与えてください。愛する家族や友人を失った人々に、慰めを与えてください。今週はアフリカ各国で大きな自然災害がありました。救援にあたる方々に豊かな知恵がありますように。アーメン