エレミヤ16

「さらに、あなたがた自身が、自分たちの先祖以上に悪事を働き、しかも、見よ、それぞれ頑なで悪い心のままに歩み、わたしに聞かないでいる。」エレミヤ16: 12

わざわいが来るのは、先祖の不信仰(11節)だけではなく、今の世代の「あなたがた自身が」罪をおかし、頑固な心で歩んでいるからだ、と神は言われました。

聖書の神様のさばきは、先祖でも子孫でもなく、その人自身にかかっています。その人が砕かれた心で悔い改めるなら、先祖が悪くてもわざわいを思い直してくださるです。日本人にありがちな「先祖のたたり」という考え方ではありません。

また、滅ぼして終わりでもありません。主である神様は
「それゆえ、見よ、わたしは彼らに知らせる。 今度こそ彼らに、 わたしの手、わたしの力を知らせる。 そのとき彼らは、 わたしの名が主であることを知る(21節)」と言われる方です。私たちを戒め、平安を得るための矯正と訓練を願われる方なのです。

キリストを信じるかどうかも、あなた個人の決断にかかっています。先祖や代々の宗教の有無ではありません。神様は「あなた自身はどうか」と問いかけておられます。

祈り:神様、あなたが私との個人的なかかわり、関係に関心を持っておられることに感謝します。「あなた自身はどうなのか」と聞いてくださる神様、新しい週も私に歩む道を教え導いてください。アーメン