エレミヤ24

「イスラエルの神、主はこう言う。わたしは、この場所からカルデア人の地に送ったユダの捕囚の民を、この良いいちじくのように、良いものであると見なそう。」エレミヤ24:5

神様は再び実物教材を見せてくださいます。それは、2つのいちじくでした。1つはおいしそうな良いいちじく、もう1つは食べられない悪いいちじくでした。

悪いいちじくは、偽の言葉に惑わされてエルサレムにとどまったり、エジプトに逃げたりした者の末路をたとえていました。
一方、よいいちじくは、捕囚となった人を象徴しています。神様は
「彼らを幸せにしよう...彼らをこの地に帰らせ、建て直して、壊すことなく、植えて、引き抜くことはない(6節)」と約束されました。

敗北と悲しみに見える捕囚がそれで終わりではなく、やがて回復が来ることを主が約束してくださったのでした。

私たちも「なぜ、こんな試練が」と思うことがあるかもしれません。しかし、一歩一歩神様の導きに信頼し従うなら、やがて回復の日がやってきます。苦難の人ヨブや捕囚の民を回復させたように、主は真実なお方です。

祈り:神様、試練や困難の中でも、あなたの真実を知ることができますように。信頼し希望を持ち続けられるように助けてください。今週の一人ひとりの歩みも導いてください。アーメン