エレミヤ11

それゆえ、主はアナトテの人々について、こう言われる。「彼らはあなたのいのちを狙い、『主の名によって預言するな。われわれの手にかかって、あなたが死なないように』と言っている。」エレミヤ11:21


エレミヤの警告の預言を妨害しようとしたのは、外国ではありませんでした。
「アナトテ」とは、何と、エレミヤの出身地です。
「ベニヤミンの地、アナトテの祭司の一人であったヒルキヤの子エレミヤのことば」(1:1)。
一番理解してほしい人々、わかってくれていると思っていた人々が、エレミヤに反対し命まで狙いました。

私たちも、一番わかってほしい身近な人々から理解してもらえないこと、反対されることがあるかもしれません。辛いですね。

でも、イエス様でさえ、故郷ナザレの人たちからは理解されませんでした。
「イエスご自身、『預言者は自分の故郷では尊ばれない』と証言なさっていた。(ヨハネ4:44)」

しかし、主なる神様はわかってくださいます。そして、エレミヤを守ったように、神に従う者を見捨てることはなく、いつも共にいてくださいます。

祈り:神様、身近な人から見放され、理解されないように思うことがあります。けれども、あなたはすべてを知っておられます。今日、孤独を感じている兄姉がいるなら、あなたの臨在がいっそう強く感じられますように。慰めと励ましを与えてください。アーメン