ヨブ記8

「私たちは昨日からの者で、何も知らない。 
 私たちの地上の日々は影にすぎないのだ。」ヨブ記8:9

ビルダデの言葉は勧善懲悪的で、すべてにうなずくことはできません。
それでも、いくつかの真理をついています。

私たちは神の前には価値あるものです。
しかし、地上での私たちの肉体は、影のようにはかない存在だともいえます。

筆者の父は大柄で、絶対的な権威を持っていました。ところが数年前に召されると、身体がなくなり、持ち物が整理され、住民票などへの記載もなくなり、文字通り地上の存在が消えていくのだと実感しました。

一方で、晩年に信仰をもち洗礼を受けたこと、一緒に祈ったこと、天国で会えることなど、目に見えない思い出と霊的な確信は確かに残ります。

「私たちは見えるものにではなく、見えないものに目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に続くからです。(第二コリント4:18)」

祈り:神様、私たちの地上での存在ははかないものです。地上での出来事だけでなく、永遠に続く霊的な事柄に、もっと関心を持てますように。まだ永遠のいのちを
知らない____さん、____さんが、一日も早くキリストと出会うことができますように。アーメン