エステル4

「もし、あなたがこのようなときに沈黙を守るなら、別のところから助けと救いがユダヤ人のために起こるだろう。しかし、あなたも、あなたの父の家も滅びるだろう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。」エステル4:14

先日牧師会で、山崎龍一先生から日本の教会史について語ってくださいました。
第二次世界大戦の当時、教会が沈黙したために治安維持法ができ、沈黙したために礼拝の中で天皇崇拝を強要され、沈黙したために弾圧を受けた経緯がありました。
再び同じことを繰り返さないよう、現在の諸課題に知恵をもって対処することが大切だ、と学びました。

モルデカイは「沈黙を守るなら、別のところから助けと救いが起こる」「しかし、あなたも、あなたの父のいえも滅びるだろう」と言いました。
さらに、「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない」とエステルを励まします。そして彼女は、命がけで行動することを決心します。

私たちが、知恵をもって発信し、声をあげることができるのはどんなことでしょうか。

祈り:神様、私の今週の歩みが無自覚に周囲に迎合するものでなく、目を覚ましてあなたのみこころを選びとるものでありますように。あなたの道とあなたの正しさを、あるときには優しく、あるときには勇気をもって証しできるよう助けてください。アーメン