エステル3

「急使は王の命令によって急いで出て行った。この法令はスサの城でも発布された。このとき、王とハマンは酒を酌み交わしていたが、スサの都は混乱に陥った。」エステル3:15

ハマンの悪巧みにより、ユダヤ人を滅ぼす法令が発布されました。
都が混乱に陥っているのに、王とハマンは酒宴をしていた、と書かれています。混乱の当事者なのに、他人事のような態度ですね。

今日も、世界には自己中心的な政治家や経済リーダーがいます。
批判するのは簡単ですが、私たち自身をふり返る時、私たちも世界の災害や戦争、干ばつや食料不足で苦しむ人たちの痛みに無関心になっていないでしょうか。

自分の生活さえよければOK、といった態度になっているなら悔い改め、祈りに覚える者となりましょう。
私たちは神からこの地上の「よい管理者」としての管理を任されているのですから(創世記1章)。

祈り:神様、先日の世界祈祷日には台湾を覚えて祈りました。あなたが与えてくださった環境や資源を守り管理するためにも知恵を祈りました。
私が、自分のことだけでなく、痛んでいる世界の人々のために心から祈る者となれますように。人々を愛し、あなたに託された分を果たすことができますように。アーメン