エステル7

「王妃エステルは答えた。『王様。もしも私があなた様のご好意を受けることができ、また王様がよろしければ、私の願いを聞き入れて、私にいのちを与え、私の望みを聞き入れて、私の民族にもいのちを与えてください。』」エステル7:3


エステルは王に向かって大胆に命乞いをします。王はその願いを聞き入れます。そして悪巧みをしたハマンは滅ぼされました。エステル記の中でも、最も胸のつかえがとれるような「正義は勝つ」という場面です。

キリストは、私たちのために父なる神に命乞いをしてくださいました。永遠に続くいのちのために、です。
エステル記のユダヤ民族は悪いことはしませんでしたが、私たちは神の前には罪人でした。それなのに、もっと価値あるいのちが与えられました。

この重みと価値を、どのくらい実感しているでしょうか。実感していたら、福音を
知らない人に何とかして伝えたくなります。一度でも、どんな形でも、生涯で福音をきくチャンスに出会えますように。

祈り:神様、福音の意味と価値を、いま一度かみしめます。私がこの価値を心から実感し、まだ福音を知らない方々に紹介することができますように。キリストが命がけでくださった素晴らしいプレゼントを、一人でも多くの人が受け取れますように。アーメン