レビ記7

「これは、主がシナイの荒野でイスラエルの子らに、主にささげ物を献げるように命じた日に、主がシナイ山でモーセに命じられたものである。」レビ記7:38


ささげ物についての教えは、カナンに定住してからではありませんでした。まだ荒野を旅している間に、神様がひとつひとつ教え命じられたものでした。いわば避難生活、失業生活の間に言われたようなものです。しかし、人々は「なぜこんな大変な時に言うのか。自分の生活が先ではないのか」とは言いませんでした。それは神が彼らを導き、神に従うことが幸せへの最善の道だとわかっていたからです。

時々「今は大変だから、落ち着いてから礼拝出席や献金をします」という人がおられます(この教会ではありませんが)。しかし、「今が大変だから」こそ、神様の前に礼拝すること、ささげることを大切にしたいのです。大変な時にできないことは、落ち着いてもやはり難しくなります。だから、今の状況で、一歩踏み出し信仰の実践を始めたいのです。

祈り:神様、私には_____のことが気にかかっています。大変なこともあります。だからこそ、神様にたより、主を第一にできるよう助けてください。
「ある人たちの習慣に倣って自分たちの集まりをやめたりせず、むしろ励まし合いましょう。その日が近づいていることが分かっているのですから、ますます励もうではありませんか」(ヘブル10:25)。アーメン