レビ記10

「さて、アロンの子ナダブとアビフはそれぞれ自分の火皿を取り、中に火を入れ、上に香を盛って、主が彼らに命じたものではない異なる火を主の前に献げた。」レビ記10:1

アロンの二人の息子は死んでしまいます(2節)。冷たく厳しい神というイメージは、こうした所から来るのかもしれません。しかし、彼らには民の代表の祭司として民全体への大きな責任がありました。神様からの召しを軽んじてはいけないことを学びます。
アロンはモーセの兄でしたから、その子たちはモーセにとって甥っ子でした。アロンもモーセも、私的には胸がつぶれる思いだったかもしれない、と想像します。しかし、彼らは主の召しに立ち続けました。
どんなに辛い試練があっても、神様の召しは変わりません。一人一人の人生に、神様がデザインしてくださった歩みを受け取りましょう。失望で終わらないよう、弱り果てないよう、そして互いに励まし合い祈り支え合うよう、私たちは教会に集められています。

祈り:
「すべての訓練は、そのときは喜ばしいものではなく、かえって苦しく思われるものですが、後になると、これによって鍛えられた人々に、義という平安の実を結ばせます。ですから、弱った手と衰えた膝をまっすぐにしなさい(ヘブル12:11~12)」。

神様、この励ましを感謝します。互いに励まし祈り合える主の群れとして、教会を導いてください。とりなし手として地域、世界のためにも祈ります。主からの愛とあわれみの心、そして信仰を私たちに増し加えてください。アーメン