詩篇98
詩篇97~99、詩篇91~93
「主は イスラエルの家への
恵みと真実を覚えておられる。
地の果てのすべての者が
私たちの神の救いを見ている。」詩篇98:3
ウイルス感染症、地震、大雨とさまざまな災害が重なるとき、戦争のうわさを聞くとき、絶望のような空気感が世の中にも、そして自分自身の心の中にも生じることを自覚する。
最近、Managing Leadership Anxiety ~Yours and Theirs~(リーダーの不安にどう対処するか) という本の著者、スティーブ・カスSteve Cuss氏のインタビューを聞いた。外側の問題以上に、自分自身の内側に生じる不安をどう神様に取り扱っていただき処理することの重要性を述べる。
ひとつの、そして最上の解決は、主を賛美することである。主のよくしてくださったことを思いだし、主の素晴らしさに目をとめ、被造物として主を礼拝すること、そうすれば自分の造られた目的に立ち返ることができる。
神は恵みと真実を覚えておられる、と3節に書かれている。そして、地の果てまですべての人々が神の救いを見ることができるのである。今の疲れ果て、戦いの終わりが見えないような世界にも、神の救いの恵みは昨日も今日も、変わらず注がれているのである。