Ⅱコリント11

Ⅱコリント11、詩篇81−83

「もし誇る必要があるなら、私は自分の弱さのことを誇ります。」Ⅱコリント11:30

ユダヤ人から39度むち打たれ、
ローマ人から3度むち打たれ、
石で1度打たれ、
難船したことが3度、
海上を一昼夜漂い、
川の難、盗賊の難、同胞からの難、異邦人からの難、
町での難、荒野での難、海上の難、
偽兄弟による難、
労し苦しみ、眠れず、飢えと渇き、寒さ、
諸教会への心づかい…(24−28節)

パウロほど苦労しながら福音を宣べ伝えた人が、自分の弱さを誇ると言っている。
誰かが弱くなっている時、やみくもに「頑張れ」という言わなかった。代わりに、パウロは自分のようになって欲しいこと、また、その人たちの弱さを自分の弱さとして祈りにかえた。

教会の兄弟姉妹のことも裁くのではなく、弱さを認め祈りに代える思いでいたい。自分だって完全ではないし、皆が忍耐してくれていることを受け止めたい。