詩篇94

詩篇94-96、詩篇72-73

「私のうちで 思い煩いが増すときに
 あなたの慰めで私のたましいを喜ばせてください。」詩篇94:19

「思い煩い」…、私の一番陥りがちな心理状態である。主が素晴らしいのはわかっているし、大丈夫なのもわかっているが、身体が疲れ、気力がなえ、課題が連続した時に、自分では処理不能になる。
そして、頭の中で思い煩うサイクルが無限に回り出す、というパターンであるように思う。

しかし、全く別のことに注意が向けられると、思い煩いと同時に考えることができなくなる。人間の知性はその程度である。そして、状況は特に変化していない。自分自身の思いに最も左右されているのだということに気づく。

たとえ周りに悪が満ちていたとしても、詩篇の作者のように神に寄り頼むことに思いを向けることが大切だと学ぶ。そして、不完全でもその態度を主は喜ばれ、砦であり避け所であり続けてくださる。