ガラテヤ3

ガラテヤ3、詩篇105~107

「キリストにつくバプテスマを受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男と女もありません。あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって一つだからです。」ガラテヤ3:28

キリストを着た者は、その国籍、立場や身分、性別に関係なく、同じ神の子、公同の教会のメンバーとされる。キリスト・イエスにあって一つであり、平等である。

プライドのある人や権力者にとっては不都合なことである。クリスチャンが迫害され、為政者がキリスト教を握りつぶそうとしたのは、平等思想ゆえとも言われる。

しかし、神に比べたらどんな権力や地位もとるに足りない。
牧師や宣教師も、もちろん神の前では小さな存在にすぎない。
その中でキリストにあって仕える者、建て上げる働きにある者とされるのである。
建て上げる働きは、他の人のプライドに耐え、誤解を解き、神に目を向けるようにしていくのである。その労苦に召されたことのゆえに、周囲が敬意を払い、働き人はますます謙遜に仕えていくのである。