詩篇34
「味わい 見つめよ。 主がいつくしみ深い方であることを。 幸いなことよ 主に身を避ける人は。」詩篇34:8
この詩の表題は
「ダビデがアビメレクの前で、頭がおかしくなったかのようにふるまい、彼に追われて去ったときに。(「アビメレク」は1サムエル記21:11~の「アキシュ」のこと)」
です。
ダビデにとってはサウルに追われ、ペリシテの地で気が変になったふりをしなければならず、さらにそこも追われました。
恐れと情けなさの極みの状況を通った後の、心からの告白です。
「味わう」とは、豊かな味をじっくりと口の中に巡らせ、目を閉じ、舌や鼻の感覚を総動員する状態です。
いつくしみ深い主ご自身をそのように思い巡らす時、なんともいえない安心感に浸ります。
辛い状況を通れば通るほど、主のいつくしみの素晴らしさをもっと知っていくのかもしれません。
ぺテロは言っています。
「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。
あなたがたは、主がいつくしみ深い方であることを、確かに味わいました。」
(1ぺテロ2:2~3)
祈り:神様、あなたのいつくしみを感謝します。どんな状況を通ろうとも、あなたに信頼できるように助けてください。職場や学校の人間関係に辛さを覚えている方々を励ましてください。避け所である主に身を寄せることができますように。アーメン