詩篇17

「瞳のように私を守り 御翼の陰にかくまってください。」詩篇17:8

ヘンリ・ナウエンは次のように書いています。
「...わたしがパン屋で働いていたとき、ちょっとした難くせをつけられたり、時たまいらいらさせられたりして、わたしは深い憂鬱な気分にまっさかさまに突き落とされたのです。...わたしは自分が崩れていくのに気がついて、なんと些細なことで心の平安を失い、自分のまわりの世界を冷静に見られなくなるのだろうか、と全く驚いたのです。ああ、わたしは何と傷つきやすいことか。」(『イエスの示す道』pp.113~114)

私たちは傷つきやすく、神なしにはその反動で恨みや憎しみに苛まれてしまいます。
しかし、神は私たちを「瞳のように」守り、「御翼の陰に」かくまってくださいます。
神の元に身を寄せましょう。心ない言葉や攻撃があっても、主がかくまってくださる私たちの内面は静けさを保つのです。

祈り:神様、無防備な心は傷つきやすく痛みます。しかしあなたが私を瞳のようにかくまい守ってくださり、そこは守りと平安の場所であることに感謝します。主の元に身を避けます。傷心の中にある____さん、____さんに、格別の主の守りと励ましがありますように。アーメン