ゼパニヤ3

「『あなたの神、主は、あなたのただ中にあって 救いの勇士だ。 主はあなたのことを大いに喜び、 その愛によってあなたに安らぎを与え、 高らかに歌ってあなたのことを喜ばれる』と。」ゼパニヤ3:17

さばきの後、残った民の回復が預言されます。17節は主がその人たちを喜び、愛しておられる様子です。
ちょうど、放蕩息子(ルカ15章)で父がぼろぼろの息子の帰りを待ち、抱いて喜んだ場面と重なります。旧約の描写は、イエス・キリストご自身によっていっそう明らかにされます。

私たちがどれほどぼろぼろでも、手土産のひとつがなくても、神様の元に帰ることが神の無上の喜びだというのです。

この次には、捕囚から帰って来た民の様子に触れたハガイ書が続きます。短い預言書でも、それぞれの背景や相互の書の関係を考えながら読むと、神様の愛とご計画の素晴らしさがいっそう感じられます。

祈り:主なる神様、あなたは私に関するすべてのことのただ中におられます。あなたは勇士であり、私を救ってくださいます。私のことを喜び、愛によって私に安らぎを与え、高らかに歌って私のことを喜んでくださる方です。感謝します。アーメン