ネヘミヤ9

「それにもかかわらず、あなたは赦しの神であり、 情け深く、あわれみ深く、 怒るのに遅く、恵み豊かであられ、 彼らをお捨てになりませんでした。」ネヘミヤ9:17

宮と城壁を再建し、罪を悔い改め、歴史を回顧するレビ人の言葉には、万感の思いがこもっていたでしょう。
主は、イスラエルの不信仰を何度も何度も赦されました。荒野でも、分裂した王国でも、捕囚の地でも。罪の結果を刈り取った民を、そのまま見捨てることはなさいませんでした。

愛の神の「それにもかかわらず」というまなざしは、今日の私たちにも向けられています。
幼い頃の失敗、学生時代の失敗、社会人になってからの失敗...。
「どうしてあんなことをしたのだろう」と悔いる時があるでしょうか。繰り返し自責の念にかられるでしょうか。
しかし、罪に気づき、悔い改める祈りをしたなら、神は「それにもかかわらず」赦してくださっています。罪赦された者の恵みを受け取り、応答して歩む者でありますように。

祈り:神様、あなたの「それにもかかわらず」赦してくださった恵みとあわれみを思い起こします。

「ただ、あなただけが主です。(6節)」
「あなたこそ神である主です。(7節)」

どうか「雲の柱、火の柱(19節)」で、私の行くべき道を照らしてください。教会の歩みを導いてください。これまでの歩みにあふれる恵みとあわれみに感謝します。アーメン