ネヘミヤ1

「ああ、天の神、主よ。大いなる恐るべき神よ。主を愛し、主の命令を守る者に対して、契約を守り、恵みを下さる方よ。」ネヘミヤ1:5

エズラ記とネヘミヤ記は、元々一つの書巻だったと言われています。
エズラが霊的な改革をしたのに対して、ネヘミヤは実務家として城壁の再建を主導しました。

実践家としてのネヘミヤとその記録を、「旧約聖書のヤコブ書(新約のヤコブ書は行いの伴う信仰を強調しています)」と呼ぶ人もいるくらいです。
信仰の歩みには心の内面の深い取り扱いと、それが行いへと流れ出すという両面があると教えられます。

昨日、生駒のKBI(関西聖書学院)に行きました。寮で学ぶ学生が、内面的にも実際的にも訓練を受けています。主との深い交わりと聖霊の力によって、やがて牧師、宣教師、教会リーダーとして遣わされていきます。主が召した人たちを、私たちが祈りと実際の支援で支える幸いを覚えます。
主に召された場所で日々仕える教会の一人一人にも、恵みが豊かにありますように。

祈り:天の神様、主よ。あなたは大いなる恐るべき神です。主を愛し、主の命令を守る者に対して、契約を守り、恵みを下さる方です(5節)。
あなたに生涯をささげたいと願う一人ひとりを祝福し、導いてください。フルタイムで教会で働く人、社会との接点に立つ人。それぞれの召しに応じて聖霊が働かれ、満ち溢れてくださいますように。アーメン