エズラ3

「しかし、祭司、レビ人、一族のかしらたちのうち、以前の宮を見たことのある多くの老人たちは、目の前でこの宮の基が据えられたとき、大声をあげて泣いた。一方、ほかの多くの人々は喜びにあふれて声を張り上げた。」エズラ3:12

主の宮の基礎が出来た時、祭司やレビ人と民は主を賛美し、大声で喜び叫びました。
一方、破壊前のソロモン神殿を知っている人たちは大声で泣きました。おそらく、かつての豪華さと目の前の工事中のありさまを比べたのでしょう。
人間的には、みすぼらしく弱く思えました。しかし、主は預言者ハガイを通して

「銀はわたしのもの。金もわたしのもの。ーー万軍の主のことばーー
 この宮のこれから後の栄光は、先のものにまさる。ーー万軍の主は言われるーー
 この場所にわたしは平和を与える。ーー万軍の主のことば。(ハガイ2:8~9)」

と言われました。

年齢が上がってきて、若い頃のような力や勢いがない、と感じるでしょうか。
人生これから先、しぼんでいくように感じるでしょうか。
いえいえ、霊の子どもや孫を育み、祈り励まし、信仰者として生き方であかしするという働きにまだまだ召されています。

多くの高齢(70歳以上)の人が勇敢にバビロンからエルサレムへの旅をし、再建工事の現場に立ち会った記事は、大きな励ましですね。

祈り:神様、人生の先輩、信仰の先輩である____さん、____さん、____さんの存在に感謝します。主を愛し続けた人生の歩みが、教会を励ましています。この冬も、引き続き健康が支えられますように。
まだ主と出会っていない親族や近隣の高齢の方々にも、イエス様の愛がわかりますように。アーメン