Ⅱ歴代誌31

「ツァドク家の祭司の長アザルヤが、彼に答えて言った。『人々が奉納物を主の宮に携えて来ることを始めてから、食べて満ち足り、たくさん残るようになりました。主が御民を祝福されたので、その残りがこんなにたくさんあるのです。』」Ⅱ歴代誌31:10

麗しい情景が目に浮かぶ章です。ヒゼキヤは主への礼拝を大切にするよう体制を整え、自ら豊かにささげました(2~3節)。
民も喜んで十分の一をささげました。祭司とレビ人は主の働きに専念できるよう、その一部から必要が与えられました。

それだけではありません。ささげた民自身にも、主の祝福が豊かに注がれました(10節)。管理に当たる人たちにも、適正な分配がされました。主の前に連鎖的によい循環が起こり、祝福と喜びが国に満ちました。
神様の祝福の法則を見ることができます。

「ヒゼキヤはユダの全地でこのように行い、その神、主の前に、良いこと、正しいこと、真実なことを行った(20節)」と、聖書は神の前での王の態度を評価しています。


祈り:神様、あなたの前に心を尽くして礼拝できますように。自発的にささげる喜びと、あなたの祝福の法則を正しく理解できますように。

「一人ひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は、喜んで与える人を愛してくださるのです。(第二コリント9:7)」
アーメン