Ⅱ歴代誌35

「預言者サムエルの時代以来、イスラエルでこのような過越のいけにえが献げられたことはなかった。イスラエルのどの王も、ここでヨシヤが、祭司とレビ人、そこにいた全ユダとイスラエル、そしてエルサレムの住民とともに献げたような過越のいけにえを献げたことはなかった。」Ⅱ歴代誌35:18

ヨシヤ王の改革のクライマックスでした。「預言者サムエルの時代」、つまりイスラエルの統一王国以来、一番盛大な主への過越の祭りが行われました。

ところで、旧約聖書の後半部にある預言書は、前半の歴史書の時代に送られた預言者の預言です。
信仰を貫いたヨシヤ王を記念して、あのエレミヤは哀歌を作りました(25節)。
歴史の流れの中に王や預言者を織物のように織り込み、縦糸横糸のように旧約聖書に記録してくださった神様の知恵と愛を、こんな所からも感じます。聖書は読めば読むほど、新しい発見、確認する恵みで満ち満ちています。


祈り:神様、あなたが今日もみことばを通して語ってくださることに感謝します。お一人一人が神の愛と知恵をみことばから見いだし、聖霊に励まされて歩めますように。

「ああ、神の知恵と知識の富は、なんと深いことでしょう。神のさばきはなんと知り尽くしがたく、神の道はなんと極めがたいことでしょう。(ローマ11:33)」 アーメン