ネヘミヤ5

「私は十分考えたうえで、有力者たちや代表者たちを非難して言った。『あなたがたはみな、自分の同胞たちに、利子をつけて金を貸している。』そして大集会を開いて彼らを責め、」ネヘミヤ5:7


腹が立ったら、見さかいもなく怒りをぶちまけることがないでしょうか。非難する時には言葉を選ぶ余裕もないほど、感情に任せがちな私たちです。

ネヘミヤは違いました。「十分考えたうえで」というのは、神に祈りつつよく考えたのでしょう。言葉を選び、非難の論点を整理したので、民がよく納得できるものでした。
また彼は「神を恐れて」自分の利益よりも民全体の利益を求めました。
報酬は、「私の神よ。どうか私がこの民のためにしたすべてのことを覚えて、私をいつくしんでください(19節)」と、神に大胆に願っています。

最近、腹の立つ出来事がありましたか?また、自分さえよければ、という態度に出ていませんか。「受けるより与える方が幸いです」というイエス様のおことばを一日思いめぐらしてみましょう。

祈り:神様、短気な私をゆるしてください。よく祈り、言葉を選んで対応できるよう助けてください。また、「自分のことだけでなく、ほかの人のことも顧み(
ピリピ2:4)」ることができるよう、広い心と愛を与えてください。アーメン