出エジプト記5

「それでモーセは主のもとに戻り、そして言った。『主よ、なぜ、あなたはこの民をひどい目にあわせられるのですか。いったい、なぜあなたは私を遣わされたのですか。』」出エジプト記5:22


奴隷だったイスラエル人たちは、脱出どころかさらに重い労働を課せられました。
私たちも主の導きと信じて進んだはずなのに、事態がかえって悪くなると感じることがあります。

ある注解書では、神様は私たちに試練を通して次のことを学んでほしいのだと言います。(1)神が最善をなしてくださると信頼すること、(2)その状況でも神をたたえる方法を見いだすこと、(3)神が私たちを見捨てない方だと信じ続けること、(4)神のご計画を見いだすこと(Life Application Bible NIV)

私たちは愚痴や文句を言いたくもなります。それでよいのだと思います。人でなく、神に対して申し上げる限りは。


祈り:「私の兄弟たち。様々な試練にあうときはいつでも、この上もない喜びと思いなさい。あなたがたが知っているとおり、信仰が試されると忍耐が生まれます。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となります(ヤコブ1:2~4)」。

神様、このみことばには、まだ程遠い者です。けれども、愚痴や文句を家族や教会の兄弟姉妹にではなく、まずあなたに申し上げる者とならせてください。思いのたけをあなたと私の間で話します。私の口を、地上でのやり取りだけでなく、天に向けてもっと使うことができますように。アーメン