創世記3

「 わたしは敵意を、おまえと女の間に、 おまえの子孫と女の子孫の間に置く。 彼はおまえの頭を打ち、 おまえは彼のかかとを打つ。」創世記3:15

読み飛ばしてしまいかねない程のわずか6節(1〜6節)の間に、人類にとって決定的な出来事が書かれています。それは罪でした。その時はまさか罪に至るとは思えないほどの巧妙な流れでした。
私たちの日常も、「つい口がすべって」とか「今やろうと思っていたところで」と言い訳できそうな失敗で満ちているのではないでしょうか。
本当に惨めで弱い私たち人間ですが、罪の直後に15節で「原福音」と言われる救いの計画が、神様によって示されています。これまた、なんとあわれみ深く、深淵な計画でしょうか。そしてこの福音はイエス・キリストによって実現します。

祈り:神様、したくないことをついしてしまう、罪深いことをつい言ってしまう私たちです。許してください。こんな私たちのために、あなたが十字架の救いを提示し、実行してくださいました。あわれみにより罪を赦された者が、あなたに導かれた教会で共に主に賛美と礼拝をささげられることに感謝します。アーメン