創世記27

「イサクは、その子に言った。『どうして、こんなに早く見つけることができたのかね、わが子よ。』彼は答えた。『あなたの神、主が私のために、取り計らってくださったのです。』」創世記27:20

約束の子としてアブラハムに与えられたイサク。その家庭も完全ではありませんでした。

父イサク:弟ヤコブが主の選びの器と聞いていたのに、自分が可愛がっている兄のエサウを祝福しようとしました。
母リベカ:イサクをだます作戦を練りました。「のろいは私の身にあるように(13節)」とまで言っています。
兄エサウ:だまされて激怒し、弟を殺そうとしました。彼が迎えたヒッタイト人の妻は、両親の悩みの種となっていました。
弟ヤコブ:ためらいはあったものの、母の言葉に沿って策略を実行しました。そのため逃亡しなければなりませんでした。

共通するのは、全員が自分の感情と判断に頼ったことです。もし誰か一人でも神の前に静まり御声を聴いていたら、違う方法で神の祝福が受け継がれたかもしれません。今日、家族のために、教会のために、学校や職場のために、主の御声を求めます。

祈り:天の神様、あなたの御声を聴きたいです。ざわざわする私の心をあなたが治め、私が御前に静まることができるよう助けて下さい。性急な判断から守り、みこころにかなった判断がができるように助けて下さい。アーメン