創世記24

「そうして言った。『私の主人アブラハムの神、主よ。どうか今日、私のために取り計らい、私の主人アブラハムに恵みを施してください。』」創世記24:12

忠実なしもべの姿がここに記されています。
まず主人の祝福を祈っていること(12節)。長年仕えていたので、彼はアブラハムの欠点や弱さも知っていたでしょう。それでも誠実に仕え続け、全財産の管理を任されるほどの(2節)信頼を得ていました。
そして、付け加えることも省くこともなく、経緯そのままを伝える誠実さ(34-49節)。そこには憶測や誤解の入る余地がありません。
私たちも、やがて主から「忠実なしもべよ」と言っていただけるように、このしもべから学び実践できますように。長年の人間関係で相手の嫌なところが見えた時には、非難や愚痴ではなく「祈り」に変えたいと願います。


祈り:主よ、私たちの口を守って下さい。「自分は宗教心にあついと思っても、自分の舌を制御せず、自分の心を欺いているなら、そのような人の宗教はむなしいものです(ヤコブ1:26)」。大げさなうわさ話や不確かな情報に惑わされず、自分の舌を制御できるよう助けて下さい。聖霊の力で、主に喜ばれる選択を一人ひとりが今日できますように。アーメン