創世記23

「その後アブラハムは、マムレに面するマクペラの畑地の洞穴に、妻サラを葬った。マムレはヘブロンにあり、カナンの地にある。」創世記23:19


書かれているのは、妻の死を悲しみ、墓地を探すアブラハムの姿だけでしょうか。畑地を高い値段で買わせるヒッタイト人とのやり取りだけでしょうか(彼らの慇懃丁寧な物言いには、からかいが含まれているそうです)。

いいえ。主が与えると約束されたカナンの地に、この瞬間最初の所有地が与えられました。神の約束が一歩前進したのです。そして、墓地には家族代々を葬る習慣がありましたから、子孫も葬りごとにこの地に戻ってくるという未来が現れています。サラの死という悲しみは、大きな大きな主の御手に抱かれていました。


祈り:「主の聖徒たちの死は 主の目に尊い(詩篇116:15)」。神様、どんな悲しみの中にも、あなたの深いご計画があることを信じ受けとります。教会の墓地の他、召天式、納骨式や記念会が、その度ごとあなたの栄光を告げ知らせる時となりますように。私たちの家族親族に、救いとリバイバルを起こしてください。アーメン