詩篇88

詩篇88−90、詩篇35−36

「主よ 私の救いの神よ 
 昼 私は叫びます。夜もあなたのみそばで。」詩篇88:1

死に瀕するような危機の中で、詩人は神に昼も夜も朝も(13節)祈っている。
それはきれいな祈りではなく「叫び求め」るものであり、なりふりかまわず、というほどのものである。

どうしてこのようなことが起こるのでしょう、という出来事や災難がふりかかるときがある。
これを書いているちょうど2021年の7月、コロナウイルスや思いがけないハプニングの中、東京オリンピックが始まった。リーダーシップをとっている人たちはまさに大変なプレッシャーと責任を負っているだろうから、彼らのためにも覚えて祈りたい。何よりも、こうした重圧の中で叫び求めることのできるお方がすぐそばにおられることを知ることができるように祈りたい。
主を知ることが知恵と知識のはじめである、それは変わらない真理である。