詩篇84

詩篇82−84、詩篇1−3


「まことに 神である主は太陽 また盾。
 主は恵みと栄光を与え
 誠実に歩む者に良いものを拒まれません。」詩篇84:11

「神の大庭にいる一日は千日にまさる」との10節に続いた節である。この詩篇の作者が、王の門番だったのではないかという学者もいる。そして、彼は神の住まいの門番でありたいと願うのである。

続いて11節では、神が信じる人々にとっては太陽のようであり盾であると褒め称えている。太陽は、光り輝く栄光の種を象徴する表現であるが、その神である主が、誠実に歩む人には恵みと栄光を与えてくださるというのである。気前の良い神様は、神を見上げ続ける者に良いものを拒まれないともある。

信仰者にどうして苦難が次々と降りかかるのか、と問われることがある。順調にいったかに見えるミニストリーに問題が起こるとき、何が間違えていたのかと訝しくなることもある。
しかしそうした時、私たちは神にしがみつき、祈る。自分の力では状況を変えることができないし、何よりミニストリーのかけらさえできないことをまざまざと教えられる。
神は、私たちが誠実に歩む、すなわち神様から目を離さないでいることを願っておられる。格好良くなくても、なりふり構わなくても、失敗だらけでも、いつも主から目を離さないでその日その日を生きていくこと。イエス様に手を引かれて今週も一歩一歩を出していきたい。