Ⅰコリント13
Ⅰコリント13、詩篇33−34
「こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。」Ⅰコリント13:13
愛についての章として有名である。
信仰と希望と愛が残り、その中でも一番すぐれているのが愛であるという。信仰と希望、その二つも素晴らしいものである。
しかし、愛が最も優れている。というのは、愛の中にはねたまず高慢にならないこと、寛容さや真理を喜ぶことが含まれている。そして、「すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます」(7節)と、信仰と希望も包括してしまうからである。
愛は弱々しいものではない。強く、ダイナミックで、頼りがいがあるものである。そして、神はご自身を「神は愛です」と表現なさっている。愛の性質は、そのまま神の御性質でもある。