Ⅰコリント16

Ⅰコリント16

「目を覚ましていなさい。堅く信仰に立ちなさい。雄々しく、強くありなさい。一切のことを、愛をもって行いなさい。」Ⅰコリント16;13−14

献金のこと、兄弟たちのこと、来訪者への対応、と細々したことを最後に書きつつも、パウロの要点は「愛をもって」行うことであること、お互いに兄弟愛を表して欲しいということである。
パウロはコリントの教会にただ叱責やアドバイスを送るだけでなく、彼自身の誠意と愛も表している。最後に自分の手であいさつを書くのも、目の悪いパウロにとってコリントのクリスチャンたちへの愛と親しみの表れであった。

伝道者、開拓者としてだけでなく、牧会者、教師としてのパウロの姿勢にも学ぶものが多くある。