Ⅰコリント2
Ⅰコリント2、ヨブ36−37
「しかし、このことは、
『目が見たことのないもの、
耳が聞いたことのない者、
人の心に思い浮かんだことがないものを、
神は、神を愛する者たちに備えてくださった』
と書いてあるとおりでした。
それを、神は私たちに御霊によって啓示してくださいました。御霊はすべてのことを、神の深みさえも探られるからです。」
Ⅰコリント2:9ー10
私たちには、神の高さ、広さ、深さ、大きさを知り尽くすことはできない。神のご計画、神の知恵がとても壮大で深遠である、ということしかわからないこともある。
なぜ災害が感染症を神がおゆるしになるのか。なぜ、このタイミングであの人は死ななければならなかったのか。そうした、私自身も疑問に思い理解できないことが日常で起こってくるが、それでも神は全てをご存知で最善をなしてくださる。それが信仰である。
理解できないことが起こってくる時、ただこの地上での結末だけではなく、自分が知らない霊の領域で起こっていることがあることを覚えたい。また、自分が地上で生きている期間だけのことではなく、前の世代、後の世代で起こっていることがあるとも覚えたい。
本当に、私たちは限定された部分しか理解できない、ちっぽけな存在である。しかし、その小さい日常の中でも、神のみこころにかなう選択ができるようにと祈る。
「神の奇しいみわざを、立ち止まって考えよ。」(ヨブ37:14)