詩篇70

詩篇70−72、エズラ3−5

「あなたを慕い求める人たちがみな
 あなたにあって楽しみ 喜びますように。
 あなたの救いを愛する人たちが
 『神は大いなる方』と いつも言いますように。」詩篇70:4

どんなに敵が迫っても、命が狙われひどい侮辱を受けても、詩人の望みは「それにもかかわらず」神がよくしてくださることへの信頼だった。
神を慕い求める人に神がくださる喜びと、変わらず頼れる安心があることをこの詩篇は確認している。作られたのがピンチの時であることを思うと、詩人の信仰告白は自分自身にも確信を再確認できただろう。

侮辱され事態が変わらないように思える時、自分の生活や状況が危うい時、人の意見でなく神がどのように見てくださり、考えていてくださるかに目をとめよう。そうすれば、人知にまさる神の平安が私たちの心を支配してくださる。