使徒19

使徒19、Ⅱ歴代誌15−6

「これが二年続いたので、アジアに住む人々はみな、ユダヤ人もギリシア人も主のことばを聞いた。」使徒19:10

パウロの伝道は、大人数を前にすることもあったが少人数のことも多かった。19章の最初に出てくる人たちは全部で12人ほど、日本の地方教会と変わらない程度であった。
一回ごとの聴衆は少なくても、それを二年間、たゆみなく続けた結果、アジアに住む人々はみなキリストについて聞いたのだった。
電話も、インターネットもない時代に、ユダヤ人もギリシア人も関係なく、主の福音を耳にすることができた。

神様が私たちに今日託してくださっているのも同じ働きである。福音をシェアすること、小さな働きでも委ねられた所で諦めずに続けることを、主は願っておられる。
それだけでなく、必要な力も日々与えてくださる。地域の隣人に、長年の友達に……主が備えてくださる機会を、主の知恵で用いることを教えてください、と祈る。