使徒23

使徒23、Ⅱ歴代誌28−29

「その夜、主がパウロのそばに立って、『勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことを証ししたように、ローマでも証しをしなければならない』と言われた。」使徒23:11

周りの混乱や不透明な状況の中で、どうなっていくだろうかと不安に思うことは多い。しかし、主が確証を下さるなら、状況がどうあろうとその通りになっていく。
私自身はアジアへの宣教師になろうとしたが、日本国内に留められた。しかし主は、宣教地でする以上の海外宣教との関わりと恵みを与えてくださった。日本の地方教会に仕えつつ、海外にも目が開かれているというのは何という希望、幸いであろうか。
主の召しは、実現の仕方が私たちの思いとは異なる。パウロも、いつもの宣教旅行のやり方でローマに行くことを想定していたかもしれない。しかし、囚人として強制的に、しかも護衛付きでローマに送られたのだった。
神は召命を、神のやり方で全うさせてくださる。私たちに必要なのは、神の御心に従うという決意、自分の思いと違う計画にあっても信頼し続けることである。