ローマ2

ローマ2、ネヘミヤ4−6

「かえって人目に隠れたユダヤ人がユダヤ人であり、文字ではなく、御霊による心の割礼こそ割礼だからです。その人への称賛は人からではなく、神から来ます。」ローマ2:29


パウロはローマ人への手紙を、訪問前に正しい教えを伝えようとして書いた。ローマの栄華、首都に住んでいるユダヤ人としての誇りに対して、パウロは心の中の思いが大切だと教えた。
心がキリストの愛と福音によって一新されているかどうかが、身体的な割礼よりも大切である。そして心の一心は聖霊によってもたらされる。人の評価や賛辞ではなく、神からどう評価されるかが大切である。

これは今日の私たちにも当てはまる。外見や言葉が立派で信仰深そうでも、その人の深いところが何を考え、何を大切にしているか、神はご存知である。そして価値観は知らず知らずにその人の人格にも反映するので、実は周りの人も気づいていることが多い。
神の称賛を求めるか、人からの称賛を気にするかもその人の霊性と人生の目的を明らかにする。言い換えれば、この地上のものに目を止めるか、天的なものに目を止めるかの違いである。