使徒21

使徒21、Ⅱ歴代誌19−20

「彼が聞き入れようとしないので、私たちは『主のみこころがなりますように』と言って、口をつぐんだ。」使徒21:14

ツロの弟子たち、預言者アガポ、同行者ルカたちやカイサリアの人たちが、揃って御霊に示されてパウロに警告を発した。
聖霊の導きなら、それでエルサレム行きを中止するという決断もできた。いや、むしろすべきであった。パウロもこれまでの行程では進路変更をしたり別の町を目指したりした。

しかし、エルサレム行きについては、パウロ自身が御霊に示され、覚悟を決めて、確信を得ていたことであった。感情的には揺れても、みこころに従うのがクリスチャンの歩みである。

日々、感情的には揺れ動き、悲しく辛い思いを通ることもある。理不尽だと腹の立つこともある。しかし、祈り、御霊に示され、みこころだという確信が与えられたら、揺るがないという強さ、確固たる姿勢もまた必要である。それを与えてくださるのはみことばと聖霊様である。