エゼキエル37

そのとき、主は言われた。「息に預言せよ。人の子よ、預言してその息に言え。『神である主はこう言われる。息よ、四方から吹いて来い。この殺された者たちに吹きつけて、彼らを生き返らせよ。』」エゼキエル37:9


エゼキエル書が難しく感じるのは、急に場面が変化し、様々な光景が出てくるからかもしれません。
37章では、干からびた人骨が一面にある場所(2節)が出てきます。殺された人々の骨が満ちる場所へと、主の霊がエゼキエルを連れて行ったのでした。エゼキエル自身も驚いたかもしれません。

そしてエゼキエルは、死を生に、滅びを回復に変えてくださる主の預言をします。

生き返るだけではありません。そこに主が共に住んでくださるのです。
「わたしの住まいは彼らとともにあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる(27節)」という約束は、なんという希望でしょうか。

私たちの人生も、主がいのちを入れてくださり、回復を与えてくださり、何よりも共にいてくださることを知るとは、なんという幸いでしょうか。

祈り:神様、干からびた骨を生き返らせるように、あなたと共に歩む意味深い人生をくださり感謝します。生きることに疲れ果て、人生の意味を見失っている方々に、福音が届きますように。届けることができますように。アーメン