エゼキエル25

「あなたはアンモン人に言え。『神である主のことばを聞け。神である主はこう言われる。わたしの聖所が冒されたとき、イスラエルの地が荒れ果てたとき、ユダの家が捕囚となって行ったとき、おまえは、あはは、と言って嘲った。」エゼキエル25:3

この章からは、周辺の国々へのさばきの宣言がされます。

聖書に「あはは」という言葉が出てくるのは、意外な感じがしませんか?私たちが「あはは」と笑うのは、突然に愉快なことを聞いて、深く考えず反応するときです。

一方で、ときには相手を見下すときに「あはは、ざまあみろ」とも使われたりします。聖書で「あはは」と使われているのは、敵が主や主の民をあざけり、見下し、揶揄するときです。
主なる神とそのみ思いを悟らず、主に愛される人々を見下げた諸国は、主のさばきを受けることになりました。

私たちも自分の態度を省みてみましょう。教会には、さまざまな人がいます。自分と違う個性や考えを持つ人を、「あの人は...」と見る思いがないでしょうか。神に愛されている兄弟姉妹に「あはは」と言うことがありませんように。

祈り:神様、あなたが愛されている兄弟姉妹の存在を感謝します。時にはぶつかり、時には意見が合わないことがあります。それでも、主が愛される者として互いに尊重し、祈り合い、赦し、建てあげる私たち、神の共同体となれますように。アーメン