エゼキエル33

「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。あなたは、わたしの口からことばを聞くとき、わたしに代わって彼らに警告を与えよ。」エゼキエル33:7

見張りは、遠くから迫る危険をいち早く見つけ、コミュニティに知らせます。
当時は角笛を吹きならして警告したようです。

角笛の音を聞きながらある人が警告を聞き入れなければ、その人自身の責任です。
しかし、見張りが危険を知りながら角笛を吹き鳴らさず、町が攻められて被害者が出た場合、責任は見張りにあります(4~6節)。

預言者エゼキエルに、神様は霊的な見張りとしての使命を再確認されました。エゼキエルはその使命に立ちました。
私たち信仰者も、霊的な見張りとして神に喜ばれることと喜ばれないことを見分け、伝える使命があると思います。今日は様々な情報が飛び交い、人々は混乱しています。みことばと相容れないことも多くあります。節度をもって、しかしはっきりとそのことを伝える見張りでありたいと願います。

祈り:神様、見分ける力を与えてください。あなたが喜ばれないことについては近寄らず、線を引く勇気をください。聖書の基準が与えられて感謝します。情報過多の中でさ迷っている方々が、聖書という人生の指針があることに気づけますように。アーメン