エゼキエル21

「人の子よ。エルサレムに顔を向け、聖所に向かって語りかけよ。イスラエルの地に向かって預言せよ。」エゼキエル21:2

エゼキエルに「預言せよ」と主が命じられる表現はよく出てきますが、「語りかけよ」というのは珍しいです。元々は「水のように滴らせる、流す」というニュアンスがあるそうです。
旧約聖書に18回出てくるそうで、「水、雨、はちみつ、香料、甘いぶどう酒」などを滴らせたり流したりすることに使われています。そして、「みことば」を流すことにも用いられています。

はちみつやぶどう酒、香料といった甘く貴重なものと「みことば」に同じ表現が用いられるのです。私たちにとって「みことば」は甘いでしょうか。もう一口、もう一口、と慕い求める者になれますように。

「それらは 金よりも 多くの純金よりも慕わしく 蜜よりも 蜜蜂の巣の滴りよりも甘い。(詩篇19:10)」
「あなたのみことばは 私の上あごになんと甘いことでしょう。 蜜よりも私の口に甘いのです。(詩篇119:103)」

祈り:神様、あなたのことばを慕い求める者になりたいです。聖書にはわかりにくいところが多くあります。でも、霊の目を開いてくださいと祈りながら聖霊様の助けで読むことができるように、主との楽しい交わりの時になるように導いてください。アーメン