エゼキエル22

「この地を滅ぼすことがないように、わたしは、この地のために、わたしの前で石垣を築き、破れ口に立つ者を彼らの間に探し求めたが、見つからなかった。」エゼキエル22:30

最近、牧師館の玄関前の階段脇に、ひびが入っているのを見つけました。そのままにしておくと、雨のたびに隙間から水がはいり、崩れてしまうのではないかと気にかかっています。パテかセメントで埋めればよさそうですが、でこぼこしないよう、周囲とうまくなじませるには技術がいりそうです。

30節の「破れ口」とはそのような隙間やほころびている所です。放っておくと問題となります。隙間を埋めることが必要です。

そのように破れ口に立つ者を、主は求めておられました。神と民との間のとりなし手でした。しかし見つからなかったのでした。

信仰者は、破れ口に立つ者として召されています。地上の不条理や悲しみを、とりなしの祈りによって神に訴えます。
イエス・キリストはいのちをかけ、私たちを救うため神の前にとりなしてくださいました。完全な見本を見上げつつ、置かれた場所でとりなしの祈りをささげる者となれますように。

祈り:神様、この世には貧困や暴力、差別や犯罪などが数えきれないほどあります。私は特に____のこと、____のことについてとりなしの祈りをささげていきたいです。この願いをどうぞ聞いてください。また、今日私が主のために召されている行動を教えてください。アーメン