箴言15

「野菜を食べて愛し合うのは、 肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。」箴言15:17


富自体を聖書は否定していません。しかし、お金が神や人間関係に優先することがないようにと教えています。

「肥えた牛(贅沢なごちそう)」があっても憎み合うならば、「野菜(粗食)」で仲が良い方がよいという格言は、戒めであると同時に慰めでもあります。たとえ経済的につつましい生活をしていても、お金で買えない大切な人間関係が与えられていると確認できるからです。

直前の16節には「わずかな物を持って主を恐れることは、 豊かな財宝を持って混乱するよりも良い」とあります。イエス・キリストを信じて永遠のいのちを持っているなら、地上の富や一時的な華やかさに執着しなくてもよくなります。「断捨離」が流行語となって久しいですが、一番のシンプルライフは主を知ることから始まります。


祈り:神様、あなたのくださった永遠のいのちを感謝します。また、今私に与えられている物にも感謝します。祈りながら、与えられているものをあなたの栄光のために用いることができますように。___さん、___さんの生活が今日も守られますように。今週、励ましが必要な方への気づきと祈りができますように。アーメン