箴言13

「正しい人の光は輝き、 悪しき者のともしびは消える。」箴言13:9

今日の箇所を読みながら、先日浜松に行った時のことを思い出しています。
個人的なあかしですが、浜松でマーシュ宣教師の召天記念礼拝に出席しました。今年の大河ドラマの影響もあり、駅前は大変な人出でした。
宣教師はこの町のためにどんな気持ちで祈り晩年の宣教をしたのだろうかと思いながら、市街が一望できる高いビルに登ってみました。
45階からは、徳川家康が合戦で勝利したところや、天下統一に関わる史跡の数々が見えます。観光名所になっているようでした。

家康の天下統一に比べたら、宣教師が小さな街角で福音を語ったことは多くの人の目には取るに足りないことかもしれません。
しかし、天から見下ろす神の目には異なる映り方をしているはずです。主の召しに従い、滅びる人のために涙を流し、福音を一人一人に語り続けた宣教師の働きは、家康の業績よりもその地に「輝き」、価値のあるものとして覚えられることでしょう。

「正しい人の光は輝き」の光は、私たちにとっては福音の光です。私自身の栄光ではなく、私や教会を通してキリストのご栄光が流れ出ますように。

祈り:神様、私を福音の光を流す者としてください。

「キリストにはかえられません
 有名な人になることも
 人のほめる言葉も この心を引きません(聖歌521番2節)」

一時的な世の価値観よりも、永遠の価値に目を止めることができますように。生涯の最後まで、キリストご自身から離れないように守ってください。アーメン